車が子猫を生んだ!?

2019年7月28日日曜日

家族 日記

その日は孫たちが我が家に来てプールをやることになっていた。
プールもこれまで使っていた空気を入れるタイプのものではなく(それもかなり大きかったけど)、大人も泳げるほどの大きさのものを娘が購入した。

大きなプールをセットするために、まず庭の芝刈り、落ち葉などの掃除。
その後、駐車場の掃除をしようと思い駐車場に向かうと黒い物体を発見。
駐車場には落ち葉や風で飛んできたゴミなどがたまにあるので、最初見た時はごみの塊りなのだと思ったのだが、その塊りをよーく見るとモゾモゾと微妙に動いていた。

その黒い塊りの正体はこの子でしたwww↓



子猫がいた場所は、いつもリーフがとまっているところ。
家の中からは庭木と塀でリーフの下側部分は見えない。
前日の夜は大雨が降っていたので、家のシャッターも閉まっていたし、家からは見えないだろうと考え誰かがリーフの下に子猫を捨てたのだと思った。

この子猫をどうしようかと考えていたところに、娘の車と息子の車がほぼ同時に来た。
娘はすぐにスーパーに子猫用のミルクや食料を買いに行き、息子は雨に濡れた子猫をタオルでふき、くるんで温めた。
俺は、右往左往するだけww

娘が帰ってきてミルクと食料が到着。
まずは息子が子猫の口を開いてストローで少しづつミルクをあげる。
一瞬、子猫が抵抗したが、ミルクだとわかるとその後は抵抗せずに口を開けて飲むようになった。
みんなで交代で時間を見ながらミルクを少しづつ与えていたら、ほぼ歩くことができなかった子猫がちょっと元気に。



そんな大騒ぎ中にリーフで買い物に行っていた嫁が帰ってきて、
「スーパーで車の下に子猫がいるって言われて」と言い出したw
どうやら、買い物を終えて車を出そうとしたら、見知らぬご夫婦に子猫がいると声をかけられて気付いたらしい。
その子猫は、発見したご夫婦が(かなりの猫好きと言っていたようで)スーパーの管理している人に渡したらしい。

「危なく子猫を轢いちゃうところだったよぉ」
と苦笑いの嫁に、我が家で保護した子猫を見せる・・・
まぁ、なんのこっちゃわからんわなw

今いる黒い子猫はリーフの下に置いて行かれたのではなく、リーフの中から落ちたんだとみんなが気づきリーフのボンネットを慌てて開ける。
上から見ただけでは猫が見えなかったが、息子の嫁が庭から「茶色の子猫が二匹見えるよ」と。

よーく見てみるとたしかに茶色の子猫が二匹いる!!!
すぐに保護しようとしたが、上からではどうにも手が届かないというか狭くて手が入らない。
下から保護するしかないということになり、ジャッキアップしてフロント部分のパーツを外してなんとか保護。
あ、それをやったのは息子です。私は応援してましたwww

そして見つかった3匹はこちら↓



最初に見つけた黒はかなり弱っていたけど、茶の2匹は結構元気で段ボールから出そうな勢いだった。
子猫たちにミルクをあげながら、もらってくれそうな人に声かけたり連絡してた。

孫たちはそんなことはお構いなしでプールに熱中。
(マジでデカすぎ 笑)



俺と娘がもらってくれそうな人を探しつつ、とりあえず子猫たちを病院に連れていくことも含めて娘が1~2日だけ預かることに。

翌朝、携帯にメッセージ。
ストームライダーで一緒だった源ちゃんからだった。

「フェイスブックで子猫の投稿を見た。欲しいと言っている人がいるよ」という内容。
すぐに源ちゃんに連絡を取り、欲しいと言っている人とも連絡を取れるようにしてもらった。

里親になってくださると名乗り出てくれたのは鹿野さんという方で、ご夫婦で超がつくほどの猫好き、旦那様はギタリスト、奥様はヴォーカリスト。
鹿野さんご夫婦と初めてお話をさせていただいて、すぐに良い人達だとわかった。何より猫に対する愛情が凄いなと。
子猫たちに病気もなかったので、会う日を決めてそれまでは娘には申し訳なかったが子猫たちを預かってもらった。

病院で診てもらった結果、病気はなく生後一ヵ月だったようで、ノミ取りと目ヤニの薬をもらってきました。
性別も判明して、黒が男の子、茶は二匹とも女の子でした。

写真左側:保護翌日の病院帰り
写真右側:保護から4~5日経過







ほぼ歩けなかったのに、1週間もしないうちにここまで元気に↓



娘も最初は大変だと感じたようだけど、小さな命を守り世話をするということを自分の子供に経験させられたのは良かったと言っていた。
鹿野さんご夫婦にお会いする日、娘の家に子猫を迎えに行ったが、なんだかんだ娘が一番寂しそうに見えたな(笑)

ウチと鹿野さんのご自宅の中間地点で待ち合わせし無事に合流。
その時、初めて鹿野さんご夫婦にお会いしたが、本当に猫が好きみたいで、奥様が「旦那が早く子猫に会いたくて興奮しすぎてヤバいです」って笑ってたけど、本当に興奮してたww

平日の遅い時間の待ち合わせ、ワガママを言ってすみませんでした。
素晴らしい里親さんに会えて子猫たちは本当に幸せです。ありがとうございました。

今度、子猫たちの生活ぶりを見にご自宅にお邪魔する約束もしました。
それは後編で書きます(笑)

子猫のことで他にもありがたいことがありました。
出会いや縁に心から感謝します。