ウチのオヤジ

2008年4月27日日曜日

家族

これは、熊とキツネの記念撮影ではない。
ジャイアンと、スネ夫のツーショットでもない。
キワメミチ方面の方と・・・・いや、何でもない(笑)



これは、ウチのオヤジ(当時62歳)と、俺(当時38歳)の写真。
4年前の元旦に酔っ払って撮った(笑)
部屋で撮った写真で、背景があまりにも汚かったので(^^;
ドクロマークの入った戦車をバックにしてみた(笑)

今日15時頃、俺はコンビニに行くために家を出ると、
俺の動きに気づいた親父が、2階の部屋から顔を出した。

親父 「こーじ、おめぇどこ行くんだよ」

俺  「コンビニだけど」

親父 「弁当買ってこいよ」

俺  「今日は呑みに行かねーのか?」

親父 「○○さんが具合悪くてよ、今日は呑みに行かねーんだ」

俺  「他に何か買ってくるものあるか?」

親父 「いや、弁当だけでいいよ」

どんな弁当でもいいと言うので、
俺は幕の内弁当(470円)を買った。

その他に俺のための(ここ重要)ビールやらタバコやらを購入。

帰ってきて、親父に弁当を渡そうとすると、
俺の持っていた買い物袋を見て、こう言った。

「あっ!タバコもねー(無い)んだった、1個くれよ♪」

ウチの親父はいつもそうだ。

俺の部屋に用事があって来たのかと思えば、
「こーじ、タバコくれっか?(くれるか)」
「こーじ、ビールあるかぃ?」
と言って、いつも俺から、何かをもらおうとする。

俺から買うんじゃないんだ。
俺から「もらおう」とするんだ(笑)

今日もそうだ。

俺から「もらった」弁当1個、タバコ2箱を手にして、
「いやぁ、○○さん(親父の親友)が具合悪くてよ・・・」

それはさっき聞いたよ(笑)

「ビールはあっから(あるから)、いらねー(いりません)からよ」

やらねーよ(笑)

ありがとうでもなければ、金を払う素振りもない。
ただ、ニコっとして「じゃあな」と言って部屋に戻る。

ウチの親父は山賊か?(笑)

俺は26歳から30歳くらいまでの約4年間、
親父の代わりに、地元商店街のゴルフコンペに参加してたことがあったんだ。

商店街のゴルフコンペ(毎月ある)だから、
俺の事より、ウチの親父の事に詳しい人が多かった。

「おぉー、マムシの息子かー、よろしくな♪」
「ん?親分のセガレか?お手柔らかにな♪」

おっさん達に交じった20代半ばの若者が、
妙にみんなから可愛がられたんだ。

なぜなら、ウチの親父はその昔、
「木村兄弟(おじさんがいます)」として、
地元では相当名前が広がってたほどのワルだったらしい(^^;

ゴルフコンペに行くと、ウチの親父の武勇伝を、
それはそれは聞かされた(笑)

「こーちゃん、親父はおっかねーだろ?
本当はもっと、おっかねーんだぞ(笑)」と言ってた(笑)

まぁ、息子ですから、アイツの恐ろしさくらいは知ってますよ。
一緒に働いてた時にも、色々と見せつけてくれてたからね(笑)

親父の武勇伝だけで、ブログがひとつできるくらいある(笑)
ま、とても書ける内容じゃないけどね(^^;

何かあれば「じゃあ、ぶっ飛ばしちゃえよ」って人間だから(笑)

そんな親父も、もう66歳だ。
そんな息子も、もう42歳だ(笑)

怪獣みたいな親父だけど、俺は親父が大好きなんだよなー。
金の事だけは、相変わらずルーズで困るが・・・(ーー;

今は親父のほうが俺より健康なんじゃないか?って思うくらいだけど(笑)
ずっとこのまま親父には元気でいてもらいたい。

これまで迷惑かけた分を、まだ返せてないからね。

怪獣みたいな人だけど、それが俺の親父だからさ♪
また熊とキツネのツーショットでも撮っておくかな(笑)